明るい社会づくり運動*奈良

明るい社会づくり運動*奈良は「理想の町づくりを通して自らが心豊かな市民に成長する運動」を推進しています。

 

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第16回『 私からあなたへの万葉集プロジェクト 』入選発表

2019年5月26日(日) 明日香村中央公民館ホールにおいて、

第16回『 私からあなたへの万葉集プロジェクト 』入選発表会が行われました。

*多数、ご応募いただきどうもありがとうございました。*

入選者     

●小学生の部

《短歌》
★大賞
ぼくの手からにげたふうせんのひもを引き早く遊ぼうと山が引っぱる
山口県光市 横道 玄さん
【想い】 手から離れて行った風船が山のほうへと飛んで行ったのは、山も僕と同じで風船とあそびたいのだろう。

さいきんはなんでちきゅうがあっついのこおりもとけてペンギンこまる
ワシントンDC 関口 風吾さん
【想い】 ペンギンさんはこまる

母も着た紅葉のがらの振袖でおしゃまな顔の十三詣り
  京都府 佐藤 夏歩さん
【想い】 十三詣りは、お母さんが成人式で着た振袖を着て、「少し大人っぽくなったかなあ」と思ったことを書きました。
    

《俳句・川柳》
★大賞
ラムネあけ夏の思いであふれだす
岐阜県揖斐川町 馬場 一歩さん
想い】 夏を思い出して書きました。

かれあしを見つめてさぎがとび立った
奈良県明日香村 井上 怜奈さん
想い】 家の前の池は、あしがたくさん生えています。でも冬で全部かれています。そのあしを一羽のさぎがじっと見つめていました。何を考えいるのかなと、ずっと見ていると急にあたりを見回して何かを思いだしたように大きな羽を広げてとび立ちました。いつまでもきれいな空をとんでほしいです

じいちゃんの小松なつんでおみそしる
京都府京都市 佐藤 珠穂さん
【想い】 じいちゃんのお庭でつくった小松なをつんでおみそしるをしました

●中学生の部

《短歌》
★大賞
目覚ましに揺り起こされるカーテンの隙間に覗く朝焼けの空
静岡県静岡市 立川 杏音さん
【想い】 目覚ましが耳元で鳴って目を覚すと、また何事も無く朝が来たことが分かるから

大つぶの雨がふったよまた今朝も地球の涙聞いてあげよう
ワシントンDC カルボスキー由莉香さん
【想い】 今、世界の国の多くでは雨のふりすぎが問題になっています。私はこのようなニュースを聞くたび「地球は何かを私たちに伝えようとしている」と言う気持ちが出てきます。今からでもきっとおそくないので、何か地球をすくう方法を考えようと言う思いを短歌にしました

しゃがみ見る朝日に照らされ咲くすみれ力強さに勇気をもらう
岐阜県美濃加茂市 深澤 幸也さん
【想い】可憐で小さな花なのにコンクリートの割れ目や石と石のすき間から一生懸命に咲く姿を見て自分も頑張らなくちゃと思い作りました

《俳句・川柳》
★大賞
お日様が桜のつぼみを起こしてる
岐阜県美濃加茂市 田辺 彩乃さん
【想い】 暖かい太陽が桜のつぼみを起こしている様子。

シュート打ち見上げた空にいわし雲
東京都江東区 鈴木 瑞基さん
【想い】 目覚ましが耳元で鳴って目を覚すと、また何事も無く朝が来たことが分かるから

母は言う祖母は私のレシピ本
岐阜県美濃加茂市 所 晃希さん
【想い】 母いわく、祖母はレシピを見ずにでも、たくさんの料理を作れるから

●高校生の部

《短歌》
★大賞
仕上がりにおいしくなあれと声かける祖母の魔法はまだ使えない
兵庫県加古川市 門内 綾香さん
【想い】 祖母の家で料理をするときに、祖母が隠し味として「おいしくなあれ」といっていて、その一言でご飯がすごくおいしく感じたので、その時の気持ちを込めました

足元で西日に染まった水面が夜の東側そっと映し出す
佐賀県唐津市 山口 安希さん
想い】 冬に1人で海岸沿いを歩いた時に、自分の上には月があって向こうにはもう沈みそうな夕日があって海は全てを映しているのだろうな、と考えるととても自然は大きいなと思った時の気持ちをあらわしました。海は東側にあったので、夕日があまり見えず、海は西側にあればいいと思いました。「月は東に日は西に」という有名なうたのフレーズがありますよね。

ごめんねが素直に言えずすれちがい心のおくに穴があいてる
奈良県高取町 嘉本 妃奈乃さん
【想い】 本当は、素直にあやまりたいけどいじをはって後悔している様子。

《俳句・川柳》
★大賞
靴箱ががらんとしてる春休み
奈良県橿原市 村田 瑞季さん
【想い】 もう新学期なんだなあという気持ち

山頂に寂しい色のあけびかな
奈良県明日香村 新田 滉佑さん
【想い】 山登りしてた時に、山の上にあるアケビを見て一人で山登りしている自分と似ているなと思いました。

卒業の色紙は裏につづきけり
愛知県名古屋市 原田 駿さん
【想い】 卒業生に送る色紙には各々の筆跡で書かれた言葉がずらりとある。それが裏までつづいているということの喜びが「けり」によってあらわれている

●一般の部
《短歌》
★大賞
竹尺に叔母の名残る故郷の農家を一人兄は守れり
埼玉県美里町 新井 巳喜雄さん 
【想い】 江戸時代から続く我が家を、限界集落の危機から必死に守っている兄の気高さに、農家の長男としての誇りを感じる。

ロウバイの風を羽織って漫歩する寺町辺り風は「ひらがな」
埼玉県鴻巣市 松川 靖さん
【想い】 ロウバイの香り羽織っての漫歩、至って静か、寺町の風、何処か優しい。万葉当時に生きる如・心身・正に「ひらがな」である。

両の手を思い切り広げハグをするあなたの代わりの積雲のあり
山口県光市 瀬戸内 光さん
【想い】 つらい時も、いつだって自然は何も言わずに温かく見守ってくれている。空を見上げれば頑張れとハグをしてくれるような入道雲が見える

鋤き返す土に甲虫寝おるみて布団かけるがごと戻す夕寒
広島県広島市 岡田 早苗さん
【想い】 畑を耕しているとき、土の中に越冬中の小さな甲虫をみつけました。害虫かもしれませんが、春まで温かいようにと自然と願い土をかぶせました。畑の生きものたちはみんな友だち のように大きな家族のように思います。

二十年引き出し奥で眠ってた肩叩き券母へと渡す
東京都武蔵野市 本田 しおんさん
【想い】 小学生の時母の日にと作った肩叩き券が引き出しの奥に・・・二十年ぶりに、母に使ってもらいたいと渡す。

《俳句・川柳》
★大賞
いきおいて乳吸う吾子や風光る
群馬県渋川市 忽滑谷 三枝子さん
想い】 初孫が誕生し、無事に一年を過ぎました。哺乳瓶を自分で持って懸命に吸い、そのまま眠ってしまったときの様子を詠みました。まるでお祈りでもしているようなポーズに、明るい未来を願わずにはいられませんでした

うつ伏せで大の字になり地球抱く
神奈川県横浜市 宮内 寛美さん
【想い】 子供の頃から嬉しいことがあるとうつ伏せ大の字になり「ありがとう!地球」といって世界を抱きしめていました。「やさしく強い人間になるぞ」って心に描きながら・・・ 
    

おだやかに暮らしてゆけとかすむ山
奈良県大和高田市 久保田京子さん
【想い】 学生時代他県から来ている子が、山がかすんでいると驚いていました。四方を山に囲まれている奈良ならではの風景。なんだかのんびりしていいです

地下足袋の底で大地の温み知り
岐阜県中津川市 林 一美さん
【想い】 冬の田の凍さでも仄かに母の懐の温かさに似た大地の温みを地下足袋の足裏で感じます。

乳母車のぞいた手足に春の風
東京都大田区 阿部 康子さん
【想い】 小さな可愛い赤ちゃんにすくすく育って欲しいとの想いを込めました。

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ニュース

〝薬師寺’の清掃奉仕

明るい社会づくり運動 北和協議会では、去る11月17日
世界文化遺産である〝薬師寺’の清掃奉仕をさせて頂きました。

数人の子どもさんを含め約40名の会員は、僧侶の村上定運さんの指示のもと伽藍の中で参拝客が通る通路の周りの落葉を中心に、竹ぼうきや熊手を使い、きれいに清掃しました。

会員でない一般の方も10名ほどボランティア活動に賛同され、喜んで参加してくださいました。

清掃奉仕終了後、お茶の接待を頂き、そのあと村上さんの案内で改築中の車塔(国宝)を壇上まで説明を聞きながら見学し、最後に金堂の前で全員の記念写真を撮りました。

当日は、天候にも恵まれ、薬師寺の清掃奉仕を通じて、自分自身の心の清掃もさせてもらった気持になり、全員、笑顔で解散しました。

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